ブログ タイトル

注目されるタイトル

一般的に読者の70%がタイトルしか見ないと言われています。残りの30%の人たちは内容まで見てくれるのですが、興味を引くタイトルを付ける事が出来ないと、せっかく書いた記事が読まれないという残念な結果になってしまいます。

読まれる記事のタイトルにはある共通点があります。多くの人たちが記事のコンテンツにばかり集中しすぎてタイトルにまで力がまわっていないようです。一方、コンテンツにすら力が入っておらず、○○の徒然日記として記事の更新も食べ物や旅行先の記事しかない哀しいビジネスブログもありますが。

 

今回は、折角コンテンツを頑張って書いているにも関わらず思うようにアクセスが増えていない、読者が付かないという人の為に、読まれる記事タイトルのつけ方について説明したいと思います。

 

読まれるブログに共通の3種類の記事タイトル

人が読みたいと思売ってしまうタイトルは以下の3種類に分類できます。

1. タイトルで相手にメリットが伝わる

2. ニュース、新しい情報だと分かる

3. 1記事で専門的な事がまとめてある

 

ウェブという媒体は雑誌などとは違い無料です。お金を払って購入した雑誌などのように隅から隅まで読もうとしません。ウェブ上にある莫大な情報量から選ばれるのは見込み客の関心を掴んだ優れたタイトルの記事だけになります。

 

1. タイトルで相手にメリットが伝わる

見込み客がネット上に溢れる数多くのブログからあなたの記事を選ぶには、その記事が読者に取ってメリットのあるものでなければ見てもらえません。

もし、あなたが絶対的な何かのカリスマであるならば、あなたは記事を更新するだけで読まれるが、そうでない場合はタイトルで読者の関心を惹きつけなければいけません。その1つの方法としてタイトルでメリットを伝える方法があります。

例えば、

・○○の方法

・○○のテクニック

・○○の使い方

などのタイトルをよく目にするのではないでしょうか。

 

もしあなたが○○に当たることで何か悩んでいたりしたら、それを解決できる方法には興味を持つと思います。ウェブで検索する人達は、暇つぶしをしている人たち以外、自らが抱える問題の解決法、または自分の欲求を満たす方法を探しているのです

 

例えば、これから合コンがあるという人たちはこんなキーワードで検索しています。

1.「合コン 話題」 検索数:5,400/月

2.「合コン お持ち帰り」 検索数:1,900/月

3.「合コン 服装」 検索数9,900/月

4.「医者 合コン」 検索数:1,300/月

※キーワードプランナー調べ。

2は確実に男性でしょう。4は恐らく女性。

 

この合コンを控えた人たちを惹きつけるブログタイトルですが、1の「合コン 話題」で検索してくるユーザーに向けてのタイトル。

どちらが選ばれるでしょうか?

a. 口下手でも合コン注目される話題の作り方。

b. 合コンの話題の作り方について考えよう。

 

また「合コン 服装」、「合コン 医者」の場合はどちらが選ばれるでしょうか?

a. お医者さんと合コンするときの正しい服装の選び方。

b. イケメンドクターと合コンする時の服装にまつわる話。

 

両方とも一目で「前者」の方が有益な情報が書かれていることをイメージさせ、クリックされることは分かると思います。しかし実際には後者のようなタイトルをつけている人が本当に多いです。読み手がどのようなキーワードで検索しているかを理解し、その得となる情報が記事に書かれていると分かるタイトルをつけましょう。

 

 

2. ニュース、新しい情報だと分かる

人は基本的に新しいもの好きです。新しい情報、新しいファッション、新しいテクニック。海外のあるチャンネルでは24時間ニュースのみを放映しているものもあります。この新しいものが発表されるという事実は人々の関心を惹きつけます。

 

a. 最新のSEOテクニック。ナチュラルリンク以上に重要な○○とは?

b. 今話題のスマホアプリ集めました。最新スマホトレンド情報の10記事。

c. ニューヨークで最新のファッション。海外セレブも注目のブランドとは?

 

もしあなたの商品やサービスで新しい情報があればそれをすぐに記事にしてタイトルをニュース風にして新しいという事実を発表しましょう。それだけで見込み客の関心を掴むことが出来ます。

 

 

3. 1つの記事で専門的な事がまとめてある

FacebookやTwitterでよくみられるのですが、1つの記事で専門的な事がまとめてある記事がよく読まれます。ネットで沢山ある情報から1つずつ探していくというより、知りたいことをひとまとめに確認できる記事が好まれているという事です。

たとえ見込み客が知りたいことがある特定のことであったとしても、その周辺のことについても専門家がまとめて書いていることにより、読み手にとっても理解が深まり有益なコンテンツとなります。

 

a. 月間10万アクセスを集める弊社が実践しているSEOテクニックまとめ

b. 今すぐ使えるキャッチコピーのテンプレート 20選

c. ワードプレスに導入しておきたい13のプラグイン

 

これらのタイトルをみると、クリックをすれば1つの記事で、知りたい内容の専門的なことが全て分かるとイメージしてしまいます。このまとめ記事には後述する、タイトルに数字を入れるテクニックを併用すると更に効果が高くなります。

 

 

れらのタイトルのつけ方でも分かるように、コンテンツをタイトルに沿ったものを作れば、読み手の満足できるものになります。

コンテンツを作成するときに何をどう書けば迷った時には

a. 見込み客にとって役に立つ記事

b. 新しい事を発表する記事

c. 見込み客が関心のあることについてまとめてある記事

 

を意識して書いてみましょう。そうするとタイトルもつけやすくなりますし、またコンテンツも見込み客が読みたいものになります。

 

読まれるタイトルを作り出す4つのテクニック

上記は見込み客に読まれるコンテンツでもあり、それをタイトルにつけることができるという内容ですが、以下にタイトルに工夫をすることで読まれるテクニックをご紹介します。

 

1. タイトルに数字を入れる

これは王道のテクニックです。数字を入れることにより、具体性が一気にましその記事への関心が高くなります。例を見れば一目瞭然です。

 

a. Google アップデートに負けないSEO対策

b. 検索順位を上げる10のSEOテクニック

 

a. コピーライティング最強伝説:ヘッドライン。

b. 顧客を惹きつける5つのタイトルの作り方。

 

後者の方がより具体的であり魅力的に感じます。抽象的な表現より、具体的な表現の方が関心を強く惹きつけられます。前述したまとめ系との組み合わせをすると、より高い効果が期待できます。

 

2. 疑問形

人間の脳は質問をされると答えを探そうという機能がついています。この人間の行動の本質を抑えたテクニックはいたるところで使われており、本屋に並んでいる多くの本もこの疑問形のタイトルが使われています。

 

竿竹屋はなぜ潰れないのか?

若者はなぜ3年で辞めるのか?

ネットワークはなぜつながるのか?

なぜ私だけが苦しむのか?

何のために働くか?

 

これらのタイトルをみると答えが知りたくなりますよね。ついつい手にとって中身をみたくなるタイトルは意図的に質問を投げかけるようにしています。記事が完成したら読み手がなぜだろう?どうやってだろう?と思う箇所を取り上げて疑問形にしてみて下さい。

 

3. 簡単である

人は一般的に怠け者です。楽に早く結果を得ることを求めるのが普通の感覚です。見込み客が抱えている悩みや欲求をいかにタイトルで簡単だということを伝えることができれば、読まれる可能性が高くなります。

 

 

どちらのタイトルのほうが読まれる記事でしょうか

a. 1日8時間、365日記事更新をして完璧に作り上げるアフィリ構築術とは?

b. 1日30分。3人の外注に指示して組み立てる量産型アフィリ構築術とは?

 

前述した「合コン 服装」の場合でも

a. 合コンで使える高級ブランドジャケット 10選。

b. 合コンで注目される着こなしテク。手持ちの服装だけで簡単コーディネート。

 

どちらの例も後者のほうがハードルが低く実際に試してみようと思ってしまいます。タイトルでハードルが高いと感じてしまうと「自分には関係ない」「自分には無理だ」と見込み客は一瞬で判断し、クリック率が減少してしまいます。タイトルでは出来るだけ見込み客が高いハードルを感じないように、簡単であるということを伝えるように工夫しましょう。

 

4. やってみた

最近、FacebookやTwitterで拡散されている記事に「○○してみた」というタイトルを目にします。内容としてはこのような形になっています。

・本来ならしないだろうけど、あえてやってみた

・専門家があることについて試しにやってみた

 

意外な事というのは見込み客の関心をひきつけます。タイトルで「○○してみた」と見込み客の関心を惹きつけ、記事の中にその意外な結果が書かれているというテクニックになります。

 

例えば

LINEの乗っ取り犯を誘導し、居場所を突き止めてみた。

女性コピーライターが本格的な官能小説を書いてみた。

整体師がFacebookで広告費を1日100万円使って、いいねを集めてみた。

 

もし何か意外なことをコンテンツに書いたとき、この「○○してみた」というタイトルを使ってみて下さい。

 

まとめ

コンテンツに力を入れるのは当然のことですが、タイトルにも力を入れなければいけません。しかし注意をしなければいけないのはタイトルにだけ力を入れてしまうこと。魅力的なタイトルで読者を誘導しても、クリックした先の中身(コンテンツ)が陳腐なものであれば、読み手の期待を裏切ることになります。

 

タイトルとコンテンツの両方が魅力的なものになったとき、その記事はFacebook, Twitter, ブログなどで拡散されあなたの認知は高まるでしょう。