メルマガの使い方

メルマガ活用法

最近の消費の傾向として、購入する前に見込み客は必ず調べるという行為を取ります。

レストランに行く前に食べログを見たり、新しい化粧品を買うときにアットコスメやコスメのレビューサイトを見たり。他にも何か具体的に買いたいものがあったとしたときに楽天市場を見て、Amazonを見て、検索でオンラインショップを探したり。

購入するには信用が必要

先日、私はあるソフトをネットで購入するときに、やはり調べるという行為をとりました。その時に沢山のアフィリエイターたちのサイトがページに表示されたので、色々と見ていたのですが、商品自体は同じです。だからアフィリエイターたちは、自分のサイトから購入してもらう為にそれぞれの特典を付けていました。

毎月課金されるソフトですので私としては会ったことのないアフィリエイターさんから購入するのは不安だったので、結局 特別な特典は何もない公式サイトから購入しました。私のなかでは公式サイトで購入するほうが最も安心でき、信用して購入することが出来る場所だったのです。

安売りは必要ない

私の事例だけでなく、一般的に事前に情報を集める傾向があることから、誰から商品を購入するのかを重要視している傾向があります。その誰からというポイントですが、決して最も安く売ってくれる人からだけではありません。

信用して購入することが出来る人やお店という意味です。誰しも自分がお金を出す買い物に失敗したいとは思いません。満足した買い物をしたいのです。

ウェブで信頼されるための+ワンステップ

あなたも自分の商品・サービスを販売するにあたり、お客に信用してもらうためのプラスワンステップが現在のウェブマーケティングでは必要になっています。

それがメルマガです。メルマガ自体はウェブマーケティングというものが始まってからずっと重要視されてきているもので、メルマガをやれば儲かるという風潮も一時期ありました。

しかし、現在ではメルマガはただたんに儲かるという単純なものではなく、お客と信頼を構築するために必須のツールとなっています

メルマガの目的

上述したように、現在のメルマガを出す目的はお客と信頼を構築する為です。

少し前では、メルマガは売り込みたいときにお客に売り込むことが出来るツールだと言われていました。これはこれで間違ってはいないのですが、売り込むということだけを主体にしてメルマガを書くと必ず失敗します

売り込むことを主体とせずに、メルマガでお客と関係を構築するというのはどういう事か。それはあなたが専門家の立場でお客が求めている情報を提供するということです

分かりやすい例がお医者さんです。お医者さんは絶対に売り込みません。お客の症状を聞き、それに対して最適な治療法や薬を提案するだけです。お医者さんがこの薬は今ならキャンペーンなので50パーセントオフですよというのは聞いたことがないですよね。

専門すぎる知識がなくても大丈夫

お医者さんを例にあげたので、充分な専門知識がないと、メルマガが出来ないのではと不安になられたかもしれません。ですが安心してください。あなたが自分のビジネスについてある程度知っている必要はありますが、専門家として論文が書けるレベルとか、高すぎる専門知識は必要ありません。

メルマガを書く上では、あなたは見込み客より詳しければいいのです

あなたより詳しい見込み客はあなたのメルマガの読者になりませんし、あなたも自分のビジネスを通していろんな経験を積んでいくでしょうから、今高すぎる専門知識がなかったとしても問題ありません。

売り込むときは売り込む

そしてここが大切なのですが、あなたがメルマガだけで伝えられる情報というのは限りがあります。そしてあなたもビジネスですからお客に買ってもらわなければいけませんよね。

上述したようにメルマガは売り込むことが出来るツールです。見込み客は普段から有益な情報を提供してくれているあなたに何か有料のサービスがあれば、興味がある、または購入したいと思っています。

普段から信頼関係をしっかりと構築することが出来てさえいれば、あなたの提案(売り込み)を喜んでくれる見込み客は一定数でいます

解除を恐れてはいけない

メールアドレスのリストをどのように入手したかにもよりますが、売り込みのメールをすると必ずと言っていいほど解除が増えます。

もしあなたが無料のサービス・情報で見込み客のメールアドレスを獲得したのであれば、無料というものに釣られた見込み客は去って行く可能性が高いです。

価値のあるリスト

この時に意識して欲しいのは解除されても問題ないということです。あなたが必要なのはリストの数ではありません。1000件で購入してくれる人たちが10人いるリストより、100件で20人が購入してくれるリストのほうが価値があります。

売り込みをして購入せずとも残ってくれる人たちは、あなたが普段提供する情報に価値を感じている人たちです。たまたま購入するタイミングでない場合は購入はしませんが、タイミングが合えば購入してくれます。

まとめ

顧客リストはビジネスにおいて非常に重要です。現在ではメルマガでの管理・運用が簡単で、かつ獲得コストも安く主流のものになっています。しかし使い方を間違えるとせっかく時間と費用をかけて入手したリストが台無しになります。

時代にあったリストの活用法をしっかりと理解して、お客と関係を構築していきましょう。