イベントで集客

手っ取り早く売り上げをあげたいというのであれば、オススメの方法があります。それはイベントを企画すること。またシーズン商品を扱う事。どこの国や地域にいたとしても、それぞれの場所ではそれぞれのイベントがあります。




例えばタイの場合。4月にソンクラーンというタイの旧正月があり、水かけ祭りというお祭りが行われます。

ソンクラーン祭り

このお祭りの必需品と言えるものが水鉄砲とスマホの防水ケース。そして、その他の水に関する商品。水着とかゴーグルとかもね。ソンクラーンの2,3週間ほど前から各地で水鉄砲などが売られ始めます。この時期は少々価格が高かろうが水鉄砲は売れていきます。

私のこのイベントに参加すべく、水鉄砲をTHB300(約1,000円)で購入し、お祭りを満喫しました。

ソンクラーン

イベントはお客の購買意欲を上げる

特に日本の場合は四季があり関連イベントなども沢山あります。絶対にタイよりもイベントは日本の方が多いですね。

また各イベント時期になるとテレビとかウェブメディアとか雑誌など、また電車の広告とかでも企業がそのイベントを宣伝しますよね。お客の頭の中にはそのイベントについて何度も何度も情報が送り込まれますので、お客としてはそのイベント関連商品が欲しいという状態になってきます。

こうなると売る為の努力は全く不要。この時にお客が欲しい商品を欲しい価格でお客の目の前にポンと置いてあげればお客は買っていくんです。セールスを不要にするという、これが本来のマーケティングですよね。

イベントカレンダーを活用する

今だと日本は夏ですので海関連商品が売れます。もう少ししたらハロウィンです。コスプレ商品が売れていきます。そしてその次はクリスマスです。その後は正月やバレンタインデーなどなど。

Googleで「イベントカレンダー 年間行事」で検索すると、各イベントが分かります。あなたは、そのイベントに間に合うように関連商品を用意するだけです。

在庫を調整する

最低でも2ヶ月前には商品を仕入れておきましょう。例えばハロウィンが10月末だとすると、10月に売り始めては遅すぎます。イベントの2〜3週間前くらいには売り切っておきたいところです。確かに直前には確かに駆け込みの需要がありますが、売れ残りがリスクとなります。

私なんかもイベントの直前に購入する派ですので、ここで売り切ると上手い具合に在庫調整ができればいいのですが、売り切る事が出来ないと翌年まで在庫を抱える事になります。そうなると不良在庫として1年倉庫に眠ることになります

私の知っているとある商社は夏の暑さ対策の商品をメインで販売しています。これらは6月頃から徐々に売れてきて、7月がピーク。8月になるとネットからチョコチョコと動く感じで、基本的には8月は在庫処理的な感覚です。そして9月以降は1年間の在庫になっています。

イベントに無理やりでもこじ付ける

もしあなたが飲食業やサービス業の場合、各イベントにこじつけて、いつもと少し違うサービスを企画をしましょう。ここで必要なのは企画力です。上述した通りに、イベント時期のお客の頭の中はそのイベント情報でいっぱいです。

私も以前 お掃除ロボット ルンバの通販をしているクライアントの企画担当をさせてもらっていた時に、とにかくイベントに絡めたセールをしていました。

例えば、母の日だったら、田舎のお母さんの掃除が楽になるような、「田舎の広い家向け 母の日キャンペーン」とか。ハロウィンとかだったあ、お掃除ロボットをデコるシールをプロモーションして、「ルンバのハロウィン到来」としたキャンペーンをしました。イベントキャンペーンにより売上は通常よりもはるかに良くなります。

色んなイベントを企画してみる

季節のイベントは企画しやすい業種もあれば、そうでない業種もあります。コンサルタントで権威性を出す必要がある人には中々、海の日キャンペーンとかは難しい。その場合は「感謝祭」や既存のコンテンツや新しいコンテンツの「限定キャンペーン」という形でプロモーションするのも良いでしょう

例えば、お盆休みに家でじっとしているのではなく、休みこそ自分を高める集中できる時間として、「お盆休み限定キャンペーン」とするのもありでしょう。

まとめ

基本的に人は買い物が大好きです。しかし、少しでも安く、お得に購入したいという欲求が常にあります。イベントはお客が購入しやすいように「理由」を作ってくれる良い機会です。だから少々無理やりでも良いんですよ。お客にあなたの商品・サービスを体験してもらうために積極的にイベントを企画しましょう。