東京で活動をしているときは 今に比べてそれ程大きな成果は出ていませんでした。現在 私はタイのバンコクで商社を経営しており,タイに来て3年が経ちますが、ありがたいことに1年目から高い成果を出すことができました。何をやったかというと・・・
私は2014年2月に東京からタイに移住しました。きっかけはヘッドハンティングなのですが、タイという国での仕事は私にとって完全に未知なものでした。
タイといえばトムヤムクン・パクチー、寺・お坊さんとか、とかそんなイメージしかなく仕事のイメージは全くありません。でも実際に仕事をしてみると、次々に新規顧客を獲得することが出来 その実績を現会社のオーナーに認めてもらい 移住後3年で新しい会社を任せてもらえるようになりました。
今回は当事者として振り返ってみて、東京では出せなかった成果をどうやってタイで出せたかについてお話をしたいと思います。
変えるという事
私は東京にいたときはマーケティング、コピーライティングなどを習得して「ウェブ集客の専門家」として活動していました。当時の私には事業の失敗から抱えた借金がありましたので広告をかける余裕はありません。
だけど、知り合いの紹介や人が集まるところに出向いて、ウェブ以外の集客でハッタリをかまして仕事を取っていました。
当時は借金があったので広告をかけることが出来ません。そして借金がある程度減ったら広告をかけていき一気に借金を返済することが出来たのですが、総額としてそれ程儲かったかというと そうではないような気がします。※詳しくは私の自己紹介記事 – 借金返済記にて。
戦う場所を変えた
そしてタイに来て活動を開始した時に思ったのは、「ライバルが少ない」という事。東京という場所をでインターネットを使った起業家、そしてマーケティング・コピーライティングを教えている人はムチャクチャ多いです。
しかし、タイで日本人でマーケティング・コピーライティング、いわゆる集客について詳しい人というのは3年経ちますが、まだ会ったことがありません。「戦う場所を変えた」おかげでライバルは一気に減りました。
戦う武器も変えた
そしてもう一つの上手くいった要因ですが、それは「業態を変えた」事。何で勝負するかをタイでは変えました。ヘッドハンティングでタイに来てしまったので、ヘッドハンティングされた業界、物流業ですが そこで結果を出さなければいけませんでした。
ライバル不在 – 変えた事による大きな恩恵
タイという国は製造業が多く 沢山の日系企業が進出しています。タイから日本向けやその他の国へと輸出などをするんですよね。製造業が多いので、製造業よりも進出しやすい物流業者も沢山 タイに来ています。
タイに日経の物流業者は100を超えると言われているくらいです。これだけライバルがいるけれども、ライバルが少ないというのはどういう事か?
それは、現在 タイに来ている日系企業の物流業者で、自分よりマーケティング・コピーライティングが出来る人って極端に少ないと思うんです。もちろん詳しい人はいると思いますが、そんなに沢山はいないと思います。
極端にライバルが少ない理由
東京では起業家・個人事業主とかで集客を勉強している人は沢山のいますし、その環境も整っています。一方 タイにいる日本人は駐在員、現地採用、プラプラしている人、起業家、という感じに分類でき、集客の勉強を出来るところなんて私は知りません。
そんな環境の中で集客を勉強しているのって、意識の高い起業家くらいかなと思いますし、その中の物流業者ってどれくらいいるの?という感じです。「タイの日経の物流業者」に限って言えば、私には極端にライバルがいない状態です。
これはニッチではなく、普通に大きい市場で提供者がいない「真空」をとっています。※真空についてはこちらから学ぶことが出来ます。
高い結果が出てしまう
集客の知識を持った物流の営業担当者として、集客・営業をしまくりました。マーケティングの知識を使って見込み客を選出し、コピーライティングの知識を使って見込み客にフロントエンドを販売する。そしてマーケティングの知識を使ってリピートをさせる。
特に意識をしたのはジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」。タイという小ズルイ人たちが多く働いている中で「お客と恋に落ちる」を意識して実践しました。
ドンドンと仕事を取っていき、2年目が終わる頃には個人年商が1億円を超えていました。サラリーマンだったので、個人的に金銭的に潤った感はありませんが、その結果が認められて3年目に出資を受けて会社を設立する事になりました。
東京を離れて成功したパートナーの例
また私のパートナーの野矢さんも東京を離れ、生まれた土地の滋賀県 日野町に活動拠点を変更して成功しています。
野矢さんと私は東京で活動をしていましたが、同じようなタイミングで東京を離れました。野矢さんもマーケティング・コピーライティングの知識をもった集客の専門家です。またインターネットの知識もあります。野矢さんのサービスはこちら。
そしてそのウェブ集客の専門家が滋賀県の田舎に行くと・・・
ライバルがいるわけがありません。
そして東京に比べてお客となる人たちの絶対数は当然少ないので客層を田舎に合わせています。また田舎暮らしに興味のある都会に住んでいる人たちもターゲットです。
現在、野矢さんは日野町でウェブ集客ができる唯一?の専門家として地元で事業をしている人たちや、地元の地域発展に貢献をしています。
まとめ
私もパートナーの野矢さんも、狙ってライバルがいない地域に行ったわけではありません。しかし、東京を離れてみると、武器を変えてみると、同じ労力なのにこんなにも結果が変わってくるのかと実感しています。
よくブルーオーシャン、レッドオーシャンと言われますが、まさしくその通り。釣り人がいない魚が沢山いる釣り場で、1人で糸を垂らしていると「入れ食い」状態になります。
レッドオーシャンの一例ですが 今更アメブロでセラピストとして集客をしようとしても、釣り人は多いし、魚はほとんどいないという状態です。これでは努力をしても結果はついて来ません。
努力をせずとも結果を出すために「出来るところから変える」というのを是非取り入れてみて下さい。