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『かっこいい』と『売れる』は完全に別モノ
かっこいいwebページと売れるwebページ、どちらが欲しいですか?

この記事をお読みいただいている方は、売れるページが欲しいと答えると思います。少し考えれば、いや考えなくとも、売れるページの方が良いと思いますよね?しかし現実にwebページを見てみると、売れそうなページは圧倒的に少数です。

誤解のないように申し上げておきますと、ダサければ売れるも間違いです。かっこよくて売れているwebページもあります。ただ確実に言えることは、かっこいいからという理由で、売れるページにはならないということです。

今回は、ついかっこよくしてしまいがちなポイントを5つのパターンで解説していきます。

【目次】

1.なぜかっこいいページは売れないのか

2.ついかっこよくしてしまう5つのパターン

(1)かっこいいデザインで売れない
(2)かっこいい色使いで売れない
(3)かっこいい画像・イラストで売れない
(4)かっこいいキャッチコピーで売れない
(5)かっこいい情報量で売れない

3.まとめ



1.なぜかっこいいページは売れないのか

その理由は、売るノウハウよりもかっこよさが優先されているからです。ランディングページ(商品やサービスの販売ページ)やセールスレターでも同じことが言えますね。


webマーケティングとコピーライティングを学んだかどうか

学んだ(以下セールスのプロ)・・・ 売れるかどうかが最優先
学んでない(以下素人)   ・・・ かっこいいかどうかしか分からない

もうお分かりですね。かっこいいページが売れない、ということではありません。素人は売れるノウハウがないので、かっこいいかどうかしか判断材料がない、ということなのです。それに比べセールスのプロは売れるノウハウを最優先にしており、売れるためにはかっこよさは必要ないことを知っています。



2.ついかっこよくしてしまう5つのパターン

人は見栄や自己顕示欲などを必ず持ち合わせています。決して悪いことではなく、誰しもにある性質のものです。そしてやっかいなことに、制作現場でしばしば顔を出してきます。意識的に抑制しないとついついありがちな、かっこいい間違いを5つご紹介しましょう。あなたに当てはまるものがあるでしょうか?



(1)かっこいいデザインで売れない

一般的なデザイナーがデザインする場合に優先される項目として、体裁やまとまりといったものがあります。美しく整えられた配置でかっこいいデザイン、というわけです。

確かにパッと見はスタイリッシュに仕上がっていますが、売れる要素としては大事なポイントではありません。いかに興味を持たせ、読みすすめてもらうかが売れるデザインなのです。

人間の挙動に対する研究は人間工学として研究されており、特に視線の動きはwebデザインに応用されています。それを可視化した有名なものでは「Zの法則」や「Fの法則」などと言われています。

Zの法則

初めて見るページの場合、全体を把握する際のパターンとして、視線の動きが左上→右上→左下→右下と動きます。

Fの法則

全体を把握して読み進める際に、左上→右上、少し下がって左→右、そして下へ下がっていくとされます。webページで特に当てはまることが多いです。

どちらにも共通していることは、トップページの左上や上段は売上に大きく左右するということです。売れるためにはこれを踏まえたデザインをする必要があります。

かっこいいだけのデザインでは、売れません。



(2)かっこいい色使いで売れない

上記の(1)でも記述していますが、一般的なデザイナーは、全体の調和を意識してまとめようとします。整っていてかっこいいか、イベント用のページのようにとことんとんがっていて、見づらいけどかっこいい場合もあります。しかし、webページには目的がありますので、かっこいいだけではいけません。

色を効果的に活用する

全体的な暖色(黄・橙・赤)・・・温もり、安心
部分的な暖色      ・・・強調、購買意欲を高める

全体的な暖色は、探偵・医療・法律などの相談をしてもらう際に、親しみを感じやすくなります。部分的な暖色は別名購買色とも言われ、ワクワク感を持たせたり、安さをイメージさせたりします。

このように、色が人に与える影響を知った上で、効果的に配置することが必要です。意味もなく寒色系(水色・青・黄緑)を使っていては、なんの効果も期待できません。

かっこいいだけの色使いでは、売れません。



(3)かっこいい画像・イラストで売れない

何かのイベントのようなデザインや、写真集のような画像をふんだんに織り交ぜても、商品が売れることはありません。有名なデザイナー、有名な写真家をもってしても、売上を上げることは難しいでしょう。

売れるためには、共感を得たり、メリットをイメージできる画像・イラストでないと効果がありません。ケンタッキーフライドチキンを例にとると、美味しそうなチキンの画像よりも、クリスマスに家族団らんのイメージを伝えるイラストの方が、売上が上がります。

かっこいいだけの画像・イラストでは、売れません。



(4)かっこいいキャッチコピーで売れない

NO MUSIC , NO LIFE かっこいいですね。誰もがタワーレコードだと知っています。あなたもこんなかっこいいキャッチコピーを考え
つけば、売れるのでしょうか。答えはNOです。

イメージ戦略のためのキャッチコピーと、売れるコピーライティングは全然違います。例えばCDであれば、どんな人が何を求めていて、そのCDを聞くとどんな気分になれるのかなどをリサーチして、イメージできるようなコピーを考える方が賢明です。

かっこいいだけのキャッチコピーでは、売れません。



(5)かっこいい情報量で売れない

手広くしていることがかっこいい。多角的に複数のビジネスを持っているイメージでしょうか。あれもできる、これもできる、かっこいい。

ついたくさんの情報を詰め込みたくなりがちです。ビジネスの内容もそうですが、ページのメニューリストもそうですね。自分に当てはまるものがどこなのか、何なのか、わからなくなります。

基本的に情報や選択肢は多ければ多いほど、理解しづらく迷いのもとにもなります。しっかりとしたリサーチをしてセグメント(分割)し、専門性を高めることが有効な戦略です。

かっこいいだけの情報量では、売れません。



3.まとめ

売れるwebページをつくるためには、ディレクター・ライター・デザイナーの全員が、webマーケティングとコピーライティングを学んでおくことが重要です。過去の記事、無料講座も、きっと参考になると思います。

売れることが一番、かっこいいですよね。