読書のすすめ

本を出版したことがある人のセミナーに参加したら、こんな事をよく思います。「8割くらいの内容が本に書いてある事だな」。そして本の価格は約 1,500円。セミナーの価格は3万円とか5万円とか。

こう考えるとセミナーに参加するのがバカバカしく思うかもしません。しかし、セミナーの良さはその本人に会えたり、その本人をリスペクトしている人たちに会える事。実際に話を聞いてみると世界の広がり方が変わるのでセミナー自体を否定しているわけではありません。

何が言いたいかというと本というメディアは しっかりとインプットすることが出来ればかなり効率の的なメディアだということです。

統計が事実を証明

本を読む人と読まない人の収入差は統計でも現れています。2009年の日経新聞での調査では、

「年収800万円以上の人は本代(月額購入費)は2,910円、400-800万円:2,557円、400万未満:1,914円であり、読書量は年収に正比例する。」

というデータが示されています。


私が住んでいるタイにおいても、うちのタイ人 オーナーやグループの社長とかは読書をかなりしています。一方 一般のスタッフ達はあまりビジネス書などは読んでいないようです。これはタイでなくても日本でもそうですよね。

もしあなたが収入をあげたい、社会的な地位をあげたいというのであれば、統計に基づいて本を読めば良いんです。簡単な事。

ではどのような本を、どのように読めば良いのか?

本を選ぶ時の注意点

本屋やアマゾンでは膨大な本があり、その中からどの本を読むべきか、迷ってしまうことがあると思います。だからランキングの高い本や、平積みされている本を何となく手にとって読んでしまうかもしれません。

それは何となく知的好奇心を満たす為のものだったり、流行りのものだからといって、とりあえず読んでみようという本かもしれません。このような読書は娯楽としては良いかもしれませんが、仕事で成果につながるかというと難しいでしょう。

まずは広く読む

ここで注意をしなければいけないのは、何となく興味を持ってとった本が あなたの為になる本かどうかというのは自分でジャッジしないといけません。また1冊だけ読んで終わりにしてはいけません。

例えば、あなたが営業マンだとして営業成績をあげたいというのであれば、営業に関する本を5冊くらいまとめて読むべきです。ビジネスで成果を上げる為の読書をの一つとして、本は使わなければいけないと認識しましょう。



OJTとかで会社の先輩が教えてくえる事も勿論 重要だったりするんですが、ある業界でNo1になった人とかがその営業ノウハウを書いています。色んな業界の人が営業について色々と書いています。

まずその情報を広く把握しなければいけません。複数の本を読むと共通で出てくるキーワードがあります。それはどの業界であったとしても重要な事。それ以外にも複数の本から自分に今すぐ出来そうな事をピックアップして実行に移す。これだけで成果がガラッと変わります。

営業本が人生を変えた

私もタイにきたときに新規営業開拓をしなければいけなかったんですが、その成果を加速させたのが神田昌典さんの「禁断のコピーライティング」でした。この本に書かれている一節が私の中の営業に対する価値観をガラッと変えてくれたので、2年で年商1億円をゼロから作ることが出来ました。

その他にも、保険の営業マンが書いた本も何冊か読みました。またブログも熟読しました。保険の営業マンは売るものは基本的に同じだけれどもトップ営業マンは別格に売りまくっています。そのノウハウの一部で良いから本で学べたので少ない投資で大きなリターンを得ました。

議論できるレベルまで深く読む

必要な知識を複数の本で広く情報収集をして、そして更に重要だと思った事を精読していく。その分野についてもっと深く学んでいく。百獣の王 武井壮さんも言っていますが、ある分野で1ヶ月 真剣に勉強したら、大体 周りの人たちより詳しくなっていると。

これは本当にその通りで、ある一つの分野を深く学んでいけば、周囲のライバル達くらいなら簡単に抜くことが出来ます。私はマーケティングについての本をかなり読みましたが、私の周りには「マーケティング=リサーチ」くらいしか思っている人がなんと多いこと。確かにマーケティングの定義は難しいのですが、まともに議論できるレベルの人は稀です。

目的をもって本を選ぶ

自分に興味があるもの、自分が必要としている情報だけを集めようとすると、偏ってしまいます。また興味があるものが少ないという人もいますよね。そいういう場合は、尊敬している人が読んでいる本を読むのがお勧めです。

読書はその人の精神を形成します。尊敬している人がいればその人は何かしらの本を読んでいると思いますし、その本を読めば その人の考え方に理解しやすくなりますし、その人に近づくことが出来ます。

「最も影響を受けた本は何ですか?」「オススメの本は何ですか?」この質問は、実際にお会いして凄いなと思った経営者さんによくする質問です。そこで教えてもらった本は良書が多いですし、何度も読み返すうちに、その人の考えや思考法がだんだんと理解出来るようになります。

仕事以外で関心のあるものを読む

私は歴史が好きで、特に戦国時代に関する漫画・小説・伝記などをかなり読みました。最初は読みやすい漫画から。そしてストーリーと史実を楽しむことが出来る小説。最後に史実を深く知る為の伝記ですね。

戦国時代の各大名の国づくりや合戦方法、そして理念などを知ると、これは現代のビジネスにも大きく通じることがあり、段々とハマっていきました。私個人的に歴史にハマりましたが、歴史以外にも仕事に通じるコンテナがあったりすると思います。

また仕事以外の事で無駄に?深い知識があると、何となくその人の魅力として感じるのではないでしょうか。100%仕事の話しかしない人より、「何でそんなの知っているの?」と思ってしまう人の方が人として魅力を感じますし、そういう人の方が仕事が出来る傾向があると思います。

まとめ

情報選択能力は現在のビジネスマンに必要な能力の一つだと思います。

ビジネスで成果を出すには、本を知的好奇心を満たすものだけにするのではなく、上手に使いこなさなければいけません。現在では本だけでなくSNSの普及でとにかく情報が溢れています。どの情報をどう見つけて、どう使うのかも、しっかりと考えなければいけません。