今年もあと数日で終わり。この時期にふとこの1年を振り返ってみていかがだったでしょうか?普段から日常的に振り返りをしている場合は明確にどの出来事に対してどのように感じ、どのように軌道修正をしたかなど分かると思います。

しかし、日々の忙しさに忙殺され定期的に振り返りをしていない場合であれば、「今年も忙しかったな。。」とか、「◯◯のプロジェクトがうまくいったな」とか。全体的にぼんやりした感覚や特定の出来事しか覚えていないのではないでしょうか。これ非常にヤバイ状態です。

なぜなら、自らが主体的に自分の目標に対してどのように行動していけばいいかを常に考え、振り返り、軌道修正をしていないと、成りたい自分になるどころか周囲に流された人生を送ることになります。

ではどうしたら良いのか?今回はオススメの目標設定方法をご紹介します。ちなみに何回かこのブログでも紹介をしているんですが、改めてまとめようと思いました。私はこの目標設定をかれこれ6年くらいやっているので、だんだんと精度が上がってきていると実感しており、実践者でもあるので強くオススメする事が出来ます。

この目標設定方法を実践することのメリット


これは自分が実験体としてずっとやってきているのですが、やるとやらないとでは大きく違うと思います。プロフィールにも書いていますが私は一度事業に失敗して借金をしています。このマイナススタートから今現在タイのバンコクで再度経営者になれたのもこの目標設定方法のおかげだと思っています。

借金中の32歳の時に「35歳に再独立をする」と書いていました。35歳の時に独立が決まっていたので、これを今年 見たときはちょっと鳥肌ものでした。書いたことを忘れていたので。。

7つの習慣がベースにある

この目標設定方法は私のオリジナルでもなんでもありません。少しアレンジは加えていますが、ベースとなるのは故・スティーブンコビー博士が提唱する7つの習慣です。7つの習慣は名著で多くの成功者たちにも読まれている本なのですが、内容が濃すぎて読みきるのも一苦労なのも事実。

この記事では目標設定の部分にフォーカスをして書いていますので7つの習慣を読んだことがない方、挫折した方にも、とっかかりとして良いのではないかと思います。

価値観を明確にする

これが最も大切なことです。目標設定をしたけれども行動が出来なかったという人は少なくありません。それは設定した目標があなたの価値観に沿っているかが重要なのです。

あなたの価値観に沿っていない目標設定だと、実際のところあなたにとって重要ではないものだったりするので行動に移せない・継続できないというようになってしまいます。

だからまずあなたの価値観を明確にしましょう。

価値観を明確にする方法

それではどうやって価値観を明確にするのか。今回は簡易的でありますが、あなたの価値観を明確にする12の質問をご紹介します。

1. 身近にあるものは?
2. どんな1日を過ごしてる?
3. 何をしている時が元気でる?
4. 何にお金を使ってる?
5. 整理がついている事は何?
6. どんなスキルがある?
7. いつも考えてる事は?
8. どんなビジョンがある?
9. どんな独り言してる?
10. どんな話題が好き?
11. 何に心を動かされる?
12. 目標は何か?

これらの12の質問で思い浮かぶキーワードを各3つずつ書き出します。
すると36個のキーワードが出てくるのですが、類似したものの個数をまとめ上位5つのキーワードを選びます。

これらがあなたにとって価値のある事で「欠けている」と感じている事です。

価値観を文章で表現する

価値観のキーワードが出てきたらそれを文章で表現します。

例:価値観ワード
・海外
・仕事
・カッコいい
・お金
・時間

1. 常に自分に時間とお金を投資する
2. 海外を飛び回るカッコいいビジネスマンでいる

ちなみにこれは僕の価値観の一部を文章にした例ですが、このように自分の中で大切なもの(価値観)を質問を通してを明確にしていきます。キーワードでは5つだけをあげましたが、このキーワードをもとにあなたの価値観を一文で表すのですが、これは5つ以上あげても問題ありません。

7つの習慣ではこれらをミッション・ステートメントと言い、なたのミッションを書き出すワークでもあります。

1年の行動計画を立てる


ここでやっと行動計画を立てます。あなたの価値観を元に1年の計画を立てます。来年の12月末にはどのようになっていたいか。何を得たいのか。出来るだけ数字を入れた方が、あとあと進捗度合いや達成度合いが分かります。

この年間計画を立てる時もあなたの価値観を忘れてはいけません。行動計画を具体的に落とす家庭で価値観を忘れがちになります。書き出したものを見なおしながら計画を立てていきましょう。

7つの習慣ではこの1年で「緊急でないけれども大切なこと」を達成できるように、本当に大切な事を明確にして行動計画に落とし込みます。

3ヶ月後の行動計画を立てる

1年の目標計画を立てたら、直近の3ヶ月後の目標を立てます。3ヶ月毎ではなく、3ヶ月後だけです。「行動計画」では1年を4分割して3ヶ月毎の計画を立てても、かなりの確率でズレていきます。

数値目標として3ヶ月毎の数字を計画してもいいですが、行動計画は直近の3ヶ月後だけにしましょう。

1ヶ月後の行動計画を立てる

同様に直近1ヶ月の行動計画を立てます。3ヶ月内での毎月の行動計画ではありません。直近の1ヶ月だけです。行動をしているうちに、軌道修正が絶対に必要になるからです。

しかし、1ヶ月くらいであれば行動計画の結果は大きく計画とズレません。ズレたとしても翌月に修正をすれば良いだけです。

1週間の行動計画を立てる

1ヶ月の行動計画を立てることが出来たら、次は1週間の行動計画です。毎週の週初めか先週の終わりに次の1週間の計画を立てます。

1日の行動計画を立てる

1日がスタートする時にその日の行動計画を立てます。毎日の計画では「緊急な事」、「緊急でないけれども大切な事」をリストアップし、本当に大切な事と必ずやらなければいけない緊急な事のバランスをとりながら行動していきます。

そして「計画を立ててから実行する」を毎日のレベルに落とし込んでいくのもポイントです。

行動結果を振り返る


計画するだけしておいて行動を振り返らなければ、自分がどれくらい目標に対して進んでいるのかが分かりません。

定期的に振り返る習慣をつけなければいけないのですが、計画を立てた分だけ振り返ります。

毎日を振り返る

これは日記感覚ですよね。1日の終わりにその日の出来事や何を感じたかを記録します。夜に飲む機会があり 当日に書けなかった場合は翌朝に書きます。計画して、振り返る。そして計画する。この繰り返しになります。

1週間を振り返る

1週間を開始・終了する曜日をまず決めましょう。7つの習慣の手帳であるフランクリンプランーナーでは月曜日始まりの日曜日終わりになっています。個人的にも日曜日の夜にゆっくり1週間を振り返り、翌週の目標を立てるのは時間が取りやすいと思います。

私はフランクリンプランナーだけでなくEverNoteで1週間の振り返りをメモしています。やはりタイプした方が早いので記録がすすみます。

1ヶ月を振り返る

1週間の振り返りを見ながら1ヶ月を振り返ります。ここでは行動目標と数値目標の達成を追いかけます。私はこの1ヶ月の振り返りは手書きでまとめています。タイプの方が早く多くの量を記録出来ると思うのですが、手書きの方が考えをまとめて書きますので思考がスッキリする印象があります。

3ヶ月を振り返る

1ヶ月の振り返りを3ヶ月分見直して、クオーター(四半期)分を振り返ります。これも1ヶ月の振り返りと同様で行動目標と数値目標の達成を記録します。3ヶ月を振り返ると、進んでいる事やそうでない事が結構はっきりしてきます。

3ヶ月を振り返る時は、3月、6月、9月、12月で これらの月の月末は1週間、1ヶ月、3ヶ月を振り返る事になるので半日以上 かかったりします。しかし、これは大切な時間です。3ヶ月くらいがある程度進捗が分かり、軌道修正するポイントが明確になっています。

1年を振り返る

1ヶ月の振り返りを12ヶ月分見直し、またクオーター毎の振り返りを見直して1年の総括をまとめます。この1年 自分は価値観に沿った行動が出来ただろうか。目標としていた数値は達成出来ただろうか。狙い通りの流れで目標が達成出来ただろうか。

これは不思議なことでもあるのですが、行動目標を達成していなくても(予測不能な自体は起きますので)数値目標は達成出来ている場合が結構あります。数値目標を達成する手段は一つではありません。行動を取りながらコントロール不可な自体に遭遇しても別の行動を取りながら活動をしますので、数値目標だけが達成することができる場合があります。

1年を振り返るのは時間がかかります。しかし、これも本当に大切な時間。1年の振り返りにおススメなのはちょっと良いホテルに1泊〜2泊をして集中して振り返りをする事です。今年度 私はバンコクのミレニアムヒルトンホテルにちょっと背伸びをして泊まりました。普段より高い金を払っている事もあり、また雰囲気も良く非常に濃い時間が取れたと思っています。

まとめ

今回ご紹介したように、まず自分の価値観を明確にする事が大切です。自己分析は就活生の為だけのものではありません。大人になってからも自分のことをしっかりと知らなければ、自分がどうなりたいのか?何をしたいのか?が分からず、毎日の忙しさに忙殺されて、流されて生きていく事になってしまいます。

1年の目標設定を単なる決意表明にするのではなく、価値観の明確化、目標設定、行動、振り返りを継続して実りのある1年にしましょう。