仕入で失敗する人の共通点

売る努力をしなくても次々に売れていく商品があります。これはどの業種であっても、そういう商品は存在します。

それは定番商品です。みんなが持っている定番商品というのは、それだけ多くの人が欲しいとか、必要だとか思っているものです。

商品の仕入れをするときに、あなたの主観で「これ珍しいな」「これ面白いな」という理由で 商品を選んではいけません。あなたが珍しいとか、面白いと思ってしまうのは、多くの人(お客が)が持っていないからです。

みんなが持っている商品を選ぶ

定番商品というのはみんなが持っている商品です。この定番を売っていれば、大きくハズれるという事はありません

お客の中には みんなとは違う方が良いという人もいるかもしれませんが、それは少数派。日本人は基本的に協調性を大切にする民族で、海外のジョークにも取り上げられているくらいです。

珍しい商品を扱い全く売れないか、定番商品を扱い 次々に売れていくか。商売としては後者の方を優先すべきです。特に創業期はキャッシュが必要ですので、最初から売るのが難しい商品を扱ってはいけません

売る努力をしているうちにキャッシュがなくなり事業撤退という事にもなりますので。

おでんに たこ焼きを入れていないか?

例えば、あなたがコンビニを経営していたとして、冬の時期に「おでん」を販売するとします。そこで、ダイコンや玉子といった定番商品を外すでしょうか?珍しいからといって、たこ焼きを おでんの中に入れたりしないと思います。

おでんの例だと それは当然だと思うかもしれませんが、一般の商品を仕入れるとなると、おでんに たこ焼きを入れる人が本当に多いのです。

魚の多い池で釣りをする

釣りをする時、沢山魚を釣るためには何をすればいいでしょうか?それは、「魚が多い池で釣りをする」です。珍しい商品、あなたが面白いと思う商品というのは、魚のいない・少ない池で釣りをするようなもの。

そもそもの魚がいないんだから、どれだけ釣る(売る)テクニックを上げようが、餌(広告)を増やそうが釣れる事はありません

定番の中のニッチを探す

一方、定番商品というのは魚が多い池です。そして魚が多いという事は釣り人(ライバル)も 当然ながら増えてきます。もしあなたに十分な資金があれば餌(告知)を増やす事で、沢山の魚(客)を釣る事ができます。

十分な資金がないという場合は、定番の中のニッチを探す必要があります。大手企業が手を出さないところや、他のライバルがまだ手を出していないところを攻めていきます。

おでんで例えれば、大きなダイコンとか、一口で食べられるダイコンとか。烏骨鶏の玉子とか、うずら玉子とか。ダシが関西風・関東風ではなく、その地方にあった独特のダシを使うとか。「こういうのが欲しかったんだよね」というのは意外とあります

まとめ

売れない商品を扱うと、売る努力をしなければいけません。それは自分が作る立場・売る立場で、お客の事を全く考えていないやり方です。そうではなく、お客が買う立場・使う立場になって商品を仕入れる・作ると、売り込みの必要は全くなくなります

みんなが持っているというのは、それだけ売れるという事なんですよね。無理にそれを外して自ら苦難の道を進む必要はありません。お客の為に、お客が欲しい商品を扱いましょう。