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まさかの2,000万円の損失。イギリスがEUを離脱してから為替に大きな変化があり、私の知り合いのお医者さんは2,000万円無くなったと嘆いていていました。かなりのお金持ちだから破産とかは程遠いようですが。。

私は先物に関しては全くの才能がないので、手をださずに直接大きな問題はなかったのですが、仕入れと販売に少し影響が出ています。

ちょっと前までは為替は1ドル120円でした。それが一気に100円代。為替が20%変化ってとんでもない事です。私が日本の商社に勤めていた時には、この為替を含めてとにかく安いところから仕入れるという事に注力していました。

どこから仕入れればメリットがでるのか?

基本的には海外がでの仕入れは安いです。しかし、そこに円安が加わったら日本に輸入する場合は海外からの仕入れはメリットが一気に飛んでしまいます。

こんな場合は日本で仕入れる方が良かったりします。日本だったら為替の影響を大きくは受けませんからね。また品質面もかなり安定します。

海外で商品を作るとなると、初回ロットはまあ不良品が沢山出てきますよね。でもさすが日本品質と言えるところでしょうか、日本での生産の場合は大体仕様通りのものが出てきます。

安売りは技術だ

価格を抑えて安く仕入れをするというのは技術です。
価格を抑えて安く売るというのも技術です。

よく「安売り」という言葉は、避難したように言われますが とんでもない。
安く売るというのは、安く売っても利益がしっかりと残るような仕組みが出来ているから。例え、ある商品の利益が剥離だとしても他の商品でしっかりと利益が取れるようにしているとか、しっかりとした戦略があるからできる事なんです。

サイゼリアのローコストオペレーション

例えばサイゼリア。私は借金をしている時にサイゼリアで夜中にバイトをしていましたが、あのオペレーションシステムは本当に凄い!あれはバイトをした人にだけわかります。なぜサイゼリアのメニューがあれほどまでに安いのか。

これはバイトでもなんでも作れるように非常に簡易化されているんです。包丁を使わないですからね。包丁を使わず全てを調理が出来るようになっています。これが社員しか出来ない料理があるとしたら人件費が高くなり、商品代金に影響しますよね。

商社のプロ仕入れ

また仕入れに関してですが、商社では仕入れのボリュームを増やし、仕入先と交渉して安く仕入れるという事を大前提に進めていきます。また仕入れ場所(地域・国)も複数検討して、時期によって仕入れ場所を変える。世界規模で仕入先を探したりします

冒頭の世界情勢は我々がコントロール出来るところではありません。円高になってしまった時にどうするか。いつも仕入れていた所が潰れたらどうするか。最も利益が残るパターンを常に諦めずに追い続けます。

世界情勢に影響しない販売方法

これは仕入れだけの話ではなく、販売でも同じ事が言えます。例えばタイの化粧品市場では、美白商品が人気があります。タイ人女性といのはもともと色黒の人が多く、白いことが美しいという価値観のようです。

なのでとにかく美白です。タイというマーケットで勝てるにはライバルとは違う形で美白商品をプロモーションしたり(年齢別とかで)、またゲイの人たちも多いのでゲイというマーケットに向けてもプロモーションを仕掛けることが出来ます。

マーケットが求めているもの(人の悩み・欲求)を知り、最適な商品をプロモーションする。その仕入れとして最も安く仕入る方法を活用し、お客が買いやすい、そして最も利益の残りやすい価格帯を決めて展開します。

出来る限りコントロール下に置く

私たちがしなければいけないのは、自分でコントロール出来るパートで利益が残るように徹底的に追求しそれをやり続けること。市場の変化を柔軟に受け止め、その中で最適な結果を出せるように努力する事ですね。

その為にはとにかく情報収集。仕入先や販売先、マーケットの情報、商品の情報などなど。この情報を常に仕入れている事で、あなた自身がコントロール出来る幅が増えます。為替が上がった、下がったに振り回されず地に足のついた経営をする為に、貪欲に情報を集め活用しましょう。