タイで会社を経営して3年。タイ人のマネジメントをして6年目。タイで働く日本人がタイで仕事で活躍するにはタイ人の協力が不可欠だ

それにも関わらずタイ人の協力を得ることが出来ずに、駐在任期を短縮されて帰国する人や、タイなのに日本人だけで仕事をしている人たちが一定数いる

なぜタイ人の協力を得て上手くタイで仕事をする人もいれば、タイ人の協力を全く得ることが出来ずに失敗する人がいるのか?この違いは何なのか?

今回はタイ人のマネジメントの難しさを実感している人に向けて、僕が実際にやってきたマネジメント方法についてお話をしていきたい。

何も難しいことはない。これを実践することでタイでの仕事がより楽しくなるだろう。

タイ人の国民性を知る

彼を知り己を知れば百戦危うからずと孫氏先生が言ったように、タイで仕事で結果を出すにはまずタイ人について知らなければいけない。

これを知らずにタイで仕事をするのは取説や攻略法を読まずにゲームをするようなものボロ負けするのは目に見えている

少しでも勝つ確率を上げるためにはしっかりと準備をしなければいけないのだ。

タイ人の性格

タイに住んで6年、タイで会社経営をして3年、そしてタイ人の妻を持つ僕が感じているタイ人の性格についてお伝えしよう。

まず保険をかけておく 断っておくが、僕はタイ人の事が大好きだ。大・大・だーーい好きなのだ。じゃなきゃタイ人の嫁は貰わない。決して彼らを馬鹿にしている訳ではない。

しかし、もしこれから書く内容を誰かが悪意を持ってタイ語翻訳されてしまったら、前回のブログ記事と同様に僕の仕事がなくなってしまうかもしれない。

パパは叫ぶ!タイではそろそろ昭和の駐在システムを終わりにしないか?

そんな事は避けなければいけない。これから生まれてくる子供の為にパパは無職になってはいけないのだ。なので悪意を持ってタイ語訳をしないで下さい。お願いします

息子息子

パパの仕事を奪っちゃダメです



一般的なタイ人の性格

さて保険をかけた所でいってみよう。まずこのツイートでも書いたようにタイ人の性格はこんな感じだ。

多くの日本人がタイ人に対して思うポジティブな面が「優しい、明るい」といった所で、逆にネガティブな面は「プライドが高い、責任感がない」などがあげられる。

もちろん全てのタイ人がこれに当てはまる訳でもないし、統計調査をとった訳でもないのだが、僕や知人の日本人達がこのように感じる事は多い。

先を読むのが苦手?

タイ人は先を読むのが苦手なんだと思う時が多い。ある物事や問題が起こった時、次に何が起こるのか現場の人間だとほとんど分からない。というか気にしていない。マジで行き当たりばったりなのだ

なので現場ではしょっちゅう問題が発生する。

そしてマネージャークラスでも、弊社の相方(MD)でも、その先に何が起きるか いわゆる2手先まで読めていない。

「風が吹けば桶屋が儲かる。」とまで理解する必要がないのだが、重要案件にも関わらず、次の次に起こる事を予想せずにプランB、プランCを準備せずに物事に取り掛かる傾向が強い。

またお客やサプライヤーにメールを送る場面でも、こんな風にメールを送ったら相手がどのように感じるのか?相手がどのように理解するのか?を気にしていない。

自分が伝えたい事を伝えたいように伝えるだけ。だから相手からクレームが来る。的外れな回答が来る。オフィスでもこんな事もしょっちゅうある。



飯野飯野

普通に考えたら分かるやろ。。

しかし、この場面の「普通」の概念は日本人だからかもしれない。タイは常に暑いという国で、冬に備えるという文化が全くない為に、備える・準備するという概念が少ないのではという諸説がある。知らんけど

タイ人の仕事態度

更にどんどんいってみよう。この基本スペック(諸説あり)を元にしたタイ人の仕事に対する姿勢や態度はどうだろうか。

タイで仕事をして6年になるが一般的にこのような傾向は強い。日本でブラック企業を経験した僕からしたら、彼らは仕事中でもとても楽しそうで弊社では常に笑い声がオフィスに流れている。うるさいくらいだ。

しかし、問題が発生した時は自分の責任ではないと逃げ道を作りがちな印象があるプライドがベジータのように高い故、またメンタルが豆腐のように弱い故に自己防衛に走っているのだと推測している。

サバーイとマイペンライ

そしてタイには「サバーイ」と「マイペンライ」というタイ人を象徴した言葉がある。サバーイは「お気楽」な感じを意味する。マイペンライは「気にするな」「大丈夫だ」という感じの言葉だ。

ちょっとした事が起きるとサバーイな感じのタイ人は必ず「マイペンライ」と言ってくる。日本人責任者としてこの言葉が出てきた時には「マジか?」と疑わざるを得ない。

そして上手く行く時もあるが、やっぱりマイペンライで済まない時も普通にあるのだ

飯野飯野

マイペンライと言われるとちょっとした危機感が漂う。

日本人との仕事スタイルの違い

ここはタイだ。だから日本の仕事観を押し付けてはいけないと理解する必要がある。しかしタイの仕事現場で上手くいっていない日本人は、ここがタイだという事を正しく理解出来ていない。

違うのだ。単純に。タイと日本の仕事スタイルと違う所をざっとあげるとこんな感じだ。

タイ人は基本的に自分中心に仕事をする。日本人はある意味で見習うべき所かもしれない。

このように集団の中の個人を大切にし自己犠牲の精神たっぷりの日本人とは違い、タイ人は自分や家族が最も大切なので嫌なことや無理な事は絶対にしない

良い悪いは別にしてこういう感じなのだから、日本風の仕事スタイルはタイ人にとっては苦行になりかねない。これを理解していないとタイ人からの協力を得ることなんて出来るわけがないのだ。

タイ人マネジメントの難しさ

もう少し僕のタイ人マネジメントの経験をお話しさせて頂きたい。この経験の中でタイ人の人材の確保は僕が経営しているような中小企業では本当に難しいと感じている。

特にタイ人の採用と退職についてはネタが尽きないほどたくさんのイベントが発生している。

タイ人の採用について

このツイートにあげたように、また多くの人たちの共感を呼んでいるように、多くのタイ人は面接でアポを取っているにも関わらずマジで面接に来ない。もちろん連絡はない

是非タイの有名人は「ドタキャン。カッコ悪い」とTVやYoutubeで言って欲しい。

これは相手の時間を全く気にしていない自分勝手な行為で慣れるまでに時間がかかったが、今では面接に来てくれるだけでありがとうと思っている。

飯野飯野

令和時代におけるタイの新しいツンデレでしょうか。



良い人材は人脈で獲得する

人材のウェブ紹介の会社に登録していたり、人材紹介会社に登録して仕事を探しているような人材は一流の人材ではない。

一流の人材は人材紹介会社に登録する前に、色んな企業から引き抜きやお声がかかる。これは日本でも同じことが言える。

実際に弊社にはそういう社員が1人だけいる。こいつはマジですごい。もちろん給料も他のタイ人に比べて破格の金額を提供しているのだが、それに見合う仕事をちゃんとやってくれている。

問題はそういう人材は中小企業にはなかなか来てくれないし、本当に縁を頼りにするしかない。狙って雇えないのが難しい所だ。

しかし後述するがタイで活躍できるリーダーは優秀な人材だけに頼らず、どんな人材でも使いこなすものである

タイ人の退職について

タイ人は辞める時はすぐに辞める。全く躊躇することはない。引き継ぎは一般的に1ヶ月。日本みたいに3ヶ月間じっくりと引き継ぎなどはしない。

会社を経営して初めて辞めた社員(20代前半)が見事にLINEだけで「本日辞めますと」言ってきた。また自分の私物は他の社員(友人)に片付けさせて引き取っていた。

これには驚いた。「怒ってないので挨拶くらいしに来い」とLINEしたが、見事に来なかった。

この最初に辞めたやつ以降も20代前半の社員は同様にLINEでバンバン退職依頼を送ってくる

退職理由に母親を持ち出す

辞める理由No.1は「母親の面倒を見なければいけない」だ。マジで多い。どこかのタイ語ブログに会社辞める時はこう言ったらいいよと書いてあるのかもしれない

この理由は本当かもしれないし、嘘かもしれない。98%くらい嘘だと思っているが疑ったところでどうしょうもないので、そう言われると「了解。お母さんを大切にね。」と伝えるようにしている。

お客を持っていくタイ人営業マン

普通に辞めていく社員に関してはもう慣れているのでなんとも思わない。しかし一人だけ同業に転職をしてお客を持っていく奴がいた。そしてそのお客は僕のお客だった。

さすがにブチ切れた。そいつがゼロから自分で獲得した客なら何も言わない。辞めた奴とお客のタイ人担当者だけで、これまで会社同士で築いた関係を全く気にせず個人のやりたいようにやる。

まさに仁義なき闘いというか、なんてモラルのない人間だろうと軽蔑してしまった。

最終的にお客さんの日本人担当者に状況を説明して、元営業マンには仕事を振らないでくれと理解をしてもらえた。

相方と相談したがこれはタイでは結構あるという。心がピュアな日本人は人間不信になるかもしれない

タイでも「今時の若者は」って感じがある

弊社では辞めていくのは特に20代前半〜中盤の若い社員が中心だ。相方はニュージェネレーションだから仕方がないという

センスの良さそうな若い社員を教育して会社がまわるかなと甘い考えを持っていたが、現在弊社ではニュージェネレーションは当分雇わないと決めている。

飯野(闇)飯野(闇)

現在タイの人材市場は売り手市場にも関わらず、ニュージェネ特定の就職氷河期が来たらいいのに!チクショーっ!!

仁義や道徳に関してはある程度は世界共通だと思っている。なので上記のような事を平気でやらかす人としての程度が(レベルが)低いニュージェネに対してはオッサンは激オコです。

タイ人の金銭感覚

タイ人を雇うということはお金を払う事なので、タイ人のお金に対しての感覚もお話ししておきたい。

大切な事なので僕の主観的な感覚だけでなく、データ(客観的事実)も合わせて説明していこう。

タイの最低賃金

まずは最低賃金だ。タイ人の最低賃金はTHB300(約1,000円)/。コンビニのバイトとかでこんな感じだ。

確かにここ数年でタイ人の最低賃金は上がり続けているのだが日本と比べるとまだまだ低い。日本は最低賃金がJPY1,000/時間だったかな?

2019年度 賃金労務実態調査 (盤谷日本商工会議所労務委員会)

次に日系企業に務めるタイ人の学歴・職業別の初任給アンケート結果を見てみよう。

大卒でも基本給が約THB20,000(約7万円)だ。

弊社でも25歳くらいの社員で英語がそこそこ話せる人材の月給がTHB 23,000-25,000(82,000円〜89,500円)。タイの日系の中小企業の会社だと少し高めの給与設定。

僕の感覚だと最近の新卒(ニュージェネレーション)はTHB20,000以下の給料だと本当にすぐに辞めていく。

実家に仕送りをしている

ここからが日本とは違う大きな特徴だが多くの働くタイ人が実家の親に仕送りをしている

タイでは年金はあるのだが60歳でTHB500/月しか貰えるない。だから子供・親戚から支援をしてもらわなければ生活が非常に辛いという現状がある。

多くの金額は送っていない。でもちゃんと毎月仕送りをしているのだ。

バンコクでの物価が上がりまくっている

タイの最低賃金も上がっているのだが物価も同時に上がってきている。ざっとこんな感じだ。

・路上のタイ飯の屋台:THB40(約140円)※これが一般タイ人の生活を支えている

・アボカド:THB90/個(約320円)
・スタバのグランデ・ラテ:THB 130(約460円)
・ドイツビール:THB 290/約500ml(1,040円)
・回転寿司:THB 80-250/皿(290円〜890円)
・フットマッサージ:THB300/時間+THB50(チップ)約1,250円
・トンローの温泉:THB 700(約2,500円)

その他、iPhoneはガンガン広告しているし、日本車は日本より高いにも関わらず街中ではバンバン日本車が走っているし、街中では高級なコンドミニアムがズドズドと建設ラッシュ中だ。

また日本食やファラン飯(欧米系のレストラン)などに行くと一人当たり平気でTHB2,000-3,000(7,100円〜10,700円)くらいいってしまう。日本人の感覚からしても決して安くはない

間違いなくタイの物価は上がりまくっている。

タイ人の借金感覚

上述したように賃金と物価なのだが、日本人の僕ですら高いと思うタイの物価。そして結構な割合でiPhone Xシリーズを持っているタイ人たち。失礼だがどうやって買えるの?と思ってしまう。

ローンが一般的なのだ

結構聞く話だが限度額ギリギリまで借りている。

「ご利用は計画的に」という日本の某消費者金融のコピーも虚しく、上述しているような1手先も読もうとしない行き当たりばったりの一般タイ人が計画的に借金をできる訳がない

こう考えると少しでも給料の高い所に転職したくなる心理も分からなくはない。

優秀なタイ人はとんでもなく優秀

上述している内容だとやっぱりタイ人は駄目だな、ダラしないなと勘違いされるかもしれない。しかし これは単に日本と違うだけであって、良いも悪いもない。

そして優秀なタイ人は恐ろしく優秀だという事も伝えておかないといけない。英語は基本スペックで話せて、物事も論理的にしかも早く考えられる。

申し訳ないが僕のブログなんかで時間を消耗している君よりも確実に優秀だ

タイは人脈社会というのもあり、優秀な人たちは優秀な人の人脈を持っている。そして大体が金持ちだ。

タイは相続税がないので金持ちはずっと金持ちの仕組みが出来ている。海外留学にもバンバン行かせるし、基本的な教育レベルも高い。

優秀なタイ人は日系企業など全く眼中にない。彼らにとっては日本の仕事文化はオワコンで働く選択肢にすらも入っていないのだ。

中小企業を経営している僕などミジンコを見るような感じで見られている事だろう。

実践!タイ人のマネジメント方法

ではタイ人の事が分かったところで、どのようにマネジメントをすれば良いのか?ぶっちゃけこれといった正解はない。君の立場や環境によって違う。

ここで話を終わらせるとツイッターでクソリプが間違いなく飛んでくる。やめてくれ。なので僕がやってきた事を紹介したいと思う。

絶対にやってはいけないこと

これといった正解はないのだが、絶対にやってはいけないことがある。これはどの世界でも共通だがタイに住んでいる日本人は結構やりがちだ。

タイ人を見下す

人としてやってはいけない。なぜ異国で働かせてもらっているのに、その国の人を見下すのか。何度も上述しているが日本人とタイ人とは仕事のスタイルが違う。そして価値観も大きく違う。

良い悪いではないのだ。ただ違うだけなのだ。それを日本人は凄いんだぞという勘違いした人間(とくに一部のバブル世代のおじさん)は、タイ人の間で逆に見下されている

人前で叱る・怒る

これもやってはいけないと言われていること。タイ人は一般的にプライドが高い。怒られたことより他の人の前で辱められたということに反感を覚えるのである。

上司たるもの叱るときにも部下への気遣いが必要だ。

部下を持ったことがない人がいきなりボスになる

タイで働く日本人は日系企業の場合、一般のタイ人より役職が高いことが多い。

なので部下を持ったことがない人がいきなり部下を持つことになる場合もあり、その時の対応を間違えると一気に敵を作ることになる

例えば、一般的に部下にはこういうことはやってはいけない。

マネジメントは人を活かす仕事なので、人のやる気を殺すような事をしては上司として失格だ。

パートナーを尊重し育成する

ここが最も重要だ。タイで仕事をしてタイ人をマネジメントするにあたり、僕が絶対的に重要視するのはタイ人のパートナー

日系企業の場合はパートナーというより社員で、役職が高くてもマネージャークラス。役員に入っているタイ人もいるが少数はという印象がある。

一般のタイ人社員にいくら馴染んだとしても、やはり僕らは外国人だ。言葉と文化の壁があり、価値観が基本的には違う

弊社では一般タイ人社員には僕ももちろん指導などをするが、メインは相方に任せている。そして会社経営自体でも相方がこの会社のトップだと伝えている

飯野飯野

全く同じ立場か、自分より上。だから主体性を発揮する。

自分の良き代弁者

僕のパートナーは僕の良き代弁者だ。日本人の考え方を理解しようとしてくれていて、またそれを一般タイ人スタッフに分かりやすく伝えてくれる。

僕自身それ程 口うるさくスタッフ達を管理していない。父親・母親の子育て的な感覚で相方が普段スタッフに色々と指導をしているから、僕はたまに出てくる怖い親父のような感じで大切なことだけバシっという。

波平さんのよう「バカモーンっ!」というとみんな一瞬で辞めていくので、マスオさんくらいにソフトではある。ネットが普及する現代社会はサザエさんのようにうまくいかない


方針を一緒に考える

日本人がトップだと会社の方針を日本人だけで決めがちだが、ちゃんとタイ人の意見も聞かなければいけない。

これは社員に伝えるためというより、パートナーを育成(新しい価値観を共に作り上げる)する事が目的だ

日本の良いところをパートナーに学んでもらい会社経営に活かしてもらうためだ。

駐在だとしても

もし僕が駐在員だとしても同じことをする。本社の意向などあるかもしれないが、タイ人のトップを作り、日本人とタイ人のツートップとして社内に浸透させる。

むしろタイ人の方が上という認識をさせる

現在の駐在システムでは定期的に日本人は入れ替わる。

現場のタイ人からすれば、どうせ日本に帰るんだろという感覚は否めないし、新しい日本人ボスはガチャなので期待をしない

しかし、現場から生え抜や社外からの引き抜きでもいいんだけど、タイ人のトップを作ることで自分も会社のトップになれるという可能性をちゃんと見せてあげないといけない

そしてこれは単なる年功序列だと最近のタイ人は定着しないだろう。特にニュージェネレーションはww

注意:頭の硬い日本本社が受け入れるかどうかは会社によります。

タイ人のアシスタントに対して

もし君が会社で役職がなくて部下もいなかったとしても、タイ人のアシスタントやサポートしてくれる人がいると思う(多分)。

僕も最初の役職はマーケティングマネージャーでアシスタントが1人いた。

最初にやったのがこのアシスタントとの関係構築だ。2人で飲みにも行ったし、日本に帰国した際のお土産は、①僕のボス、②アシスタント用、③会社のみんな用に買っていった。

アシスタントを超特別扱いした。そして結果が出たときは彼のサポートのおかげだと本人にも言ったし、僕のボスにも言った。

自分の近くのタイ人をとにかく大切に扱うことが大切だ

一般のタイ人社員に対して

パートナーは大切だといったが一般のスタッフ達ももちろん大切だ。

パートナーに任せていたとしても日本人もボスである事は変わりないので、しっかりと現場とコミュニケーションを取らなければいけない。

問題の多くは現場に転がっているのだから。

笑顔で挨拶

これ、ビックリするくらい効果がある。挨拶は本当に大切なのだ。

問題行動があった社員に挨拶をし続けて、会社に貢献してくれる社員になってくれた。何も難しいことをする必要はない。

小学校で学んだ道徳をタイでもやればいいだけの話である

雰囲気が良い現場で、居心地が良い

これはウチのスタッフ達に感謝なんだけど、皆んな仲良くしている。ランチの時間は皆んな一緒に食べているし、社内では少しうるさいくらいに笑い声が響いている。マジでうるさい時もあるが。

社員の誕生日には毎回 ケーキを用意して皆んなでお祝いする。これは僕と相方が提案した事ではなく、スタッフ達が勝手にやり始めて今では恒例化している。全然ありで嬉しい次第だ。

欠かせないイベント

タイで会社経営するにあたりイベントは欠かせない。社員旅行に定例飲み会。工場ではサッカー大会などもあり、弊社では運動会もしている。

最近の日本だと社員旅行や飲み会とかはダルいと言わんばかりになってきているが、ここタイにおいては仕事より大切な行事として皆んなが楽しそうにしている。

そしてイベントを盛り上げるためにボスはチップをばら撒くこれは効く。おかげさまで毎回パーティーではTHB3,000〜THB5,000がチップで消えていく。。しかし普段おとなしいスタッフでもお酒のせいもあり、ゲーム的な感覚もあり、積極的に素を出してくれる。

飯野飯野

仕事じゃないんだから真面目やろう。

タイ人ボスの金言

最後に僕がタイに来て6年お世話になっている華僑のタイ人のボスの金言を紹介したい。彼は一代で弊社のグループを立ち上げ8階建の自社ビルもドーンとおっ建てた。言わば成功者で金持ちだ。

そんな彼は僕がタイで会社を設立して色々と苦しんでいる時にアドバイスをくれる。これがまた効くのだ。

タイ人ボスの金言集

・何でも与えてはいけない
・タイ人は確実に調子に乗る
・見ろ!給料が安くてもハッピーだ
・やる奴には何でもやらせてやる
・お前のことに興味ない奴に興味をもつ必要はない

今の僕があるのはこのボスのおかげだと言ってもいい。

まとめ

タイには多くの日本人が働いている。そして役職的にタイ人より上の場合が多い。いわゆる管理職だ。

管理職の仕事は自分だけのパフォーマンスを高めたら良いというものではない。部下のパフォーマンスを高めるのが主な仕事だ。

そして、この社会の一般的な事実として、特に中小企業においては優秀な人たちよりも、そうでない人たちの方が多い僕たちは優秀じゃない部下を持つ機会の方が圧倒的に多いのだ

なので優秀でない多くの部下から、いかにして共感され、動いてもらい、同じゴールを共に目指すのか。タイで働く役職がある日本人は彼らを引っ張るリーダーでなくてはいけない

僕の会社でも優秀なやつは少ない。僕自身も決して優秀ではないのだが、ビジョンとやる気だけは一人前だ。

リーダーとして先頭で旗を持ち、自分が一番 行動をしまくって、まわりにサポートをしてもらえているおかげで弊社では初年度から黒字を出す事が出来ている。

タイで働く日本人として、またリーダーとして多くのタイ人に自ら積極的に溶け込み、歩み寄る努力をすれば、そこいらの個人プレーの優秀な人たちより大きな結果が出せる

タイという国で自分のポジションを築く事が出来るはずである。まず君はリーダーだと自ら認識しよう。そして今すぐ出来ることから始めよう。